【服の整理シリーズ③】残す?手放す?判断に迷ったときの考え方

服の整理

全部出したはいいけれど、ここから先が悩ましい。

「残す?捨てる?どうやって判断すればいいの?」

そんな声にお応えするのが、今回のテーマです。

迷うのは当たり前。だから「基準」を持つ

服の整理で一番悩むのが、「残す?手放す?」の判断です。

高かった服、思い出のある服、いつか着るかもしれない服…

誰でも一度は迷います。

でも、迷うのは悪いことではありません。

むしろ、きちんと向き合おうとしている証拠です。

大切なのは、自分の中に判断の軸=“基準”を持つこと

あらかじめ基準を決めておくと、迷いを整理しやすくなります。

迷ったときのチェックポイント

判断に悩んだら、以下のような基準で一度問いかけてみてください。

  • ☑️この1年、着たかどうか?
  • ☑️着たとき、気分が上がるか?
  • ☑️着心地がいいか?
  • ☑️クローゼットにあったことを覚えていたか?
  • ☑️「とりあえず置いていた」だけではないか?

どれかひとつでも「NO」があれば、手放す候補になります。

反対に、迷ったまま持ち続けることで、クローゼットがパンパンになり、整理が進まなくなることの方がストレスになることもあります。

どうしても迷うなら「保留ボックス」へ(ただし、入れすぎ注意⚠️)

それでも判断がつかないときは、無理に決めなくても大丈夫。

そんなときに役立つのが「保留ボックス」です。

これは“捨てる”でも“残す”でもなく、一時的に保管する場所です。

〈📦保留ボックスのルール〉

  • 半年以内に見直す期限を設ける
  • 箱はひとつまで。無限に増やさない
  • 日常生活で“なくても困らなかった服”は、手放しのサイン

ただし、ここで注意したいのが「悩んだらとりあえず保留」というクセです。

それでは結局、判断を先延ばしにしているだけ

服の整理を決断した今こそ、少しシビアに、自分と向き合うチャンスです。

  • 本当にまた着たい?
  • その服は今の自分に必要?

と、保留にするその瞬間も、「自分で選ぶ」という感覚を大切にしてみてください

「残す理由」が“未来”に偏っていないかチェック

服を手放せない理由の中には、“未来の自分”に期待して残しているものが多くあります。

  • 痩せたら着ることができる
  • 何かのイベントで使うかもしれない
  • いつか似合うようになるかもしれない

でも、その“いつか”がくる前に、クローゼットの中がパンパンになってしまっていることは多いです。

整理で大切なのは、「今の自分」にとって必要かどうか

過去や未来ではなく、“今の自分の暮らし”に目を向けてみましょう。

まとめ:迷っても大丈夫。でも、自分で決める

迷ってしまうのは、誰にでもあることです。

でも、そこからどう動くかが整理のカギです。

  • 判断の軸を持つ
  • 保留はあくまで“決断のための一時置き場”と考える
  • 自分の暮らしに合うかどうかを基準にする

たとえ手放せなくても、それが“自分で決めたこと”なら、それでいいんです

少しずつ、「選び取る力」を育てていきましょう。

次回は【服の整理シリーズ④】よく着る服の収納と管理のコツについてお届けします。

残した服を、“使いやすく、取り出しやすく、しまいやすく”。

クローゼットが快適になる収納のアイデアを、家事代行者の目線からご紹介します。

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