掃除の始め方がわからない人へ|片付けとの違いを解説【家事1年生のお掃除教科書①】

お掃除教科書

「掃除しなきゃ…でも何から始めればいいのかわからない」

そんなふうに感じていませんか?

誰かにきちんと家事や掃除を教わった経験がないまま、「できて当たり前」とされてしまうのが、家庭の中の掃除や片付け。

でも、本当はわからないことだってたくさんありますよね?

この【家事1年生のためのお掃除教科書】シリーズでは、

「どこから手をつければいいのかわからない」

「掃除が苦手で、つい先延ばしにしてしまう」

そんなあなたに向けて、ゼロからやさしく掃除のコツをお伝えしていきます。

掃除と片付けの違い、ちゃんと知ってる?

掃除は「汚れを取ること」

「掃除」とは、ホコリや汚れを取り除くこと。

たとえば床を拭いたり、テーブルの上の食べこぼしをキレイにするのが掃除です。

片付けは「物を元に戻すこと」

一方、「片付け」とは物をあるべき場所に戻すこと。

出しっぱなしの服をクローゼットに戻したり、郵便物を整理したりするのが片付けです。

どちらも大事。でも、やる順番がポイント!

掃除と片付けは別の作業ですが、どちらも大事。

効率よくやるには、「片付けてから掃除する」のがおすすめです。

物をどかさずに掃除をすると、ホコリや汚れが残ってしまうこともあるんです。

「掃除しなきゃ…」と思っても動けないのはなぜ?

ハードルが高すぎるから

掃除が苦手な方は、最初から全部やろうとして疲れてしまいがち。

完璧を目指すと、逆に手がつけられなくなります。

「全部やらなきゃ」の思い込みを手放そう

掃除は“全部”しなくてOK。

「今日はこれだけ」「ここだけやればいい」と決めることで、グッと動きやすくなります。

「ちょっとだけやる」が続くコツ

例えば…

・朝の5分でテーブルを拭く

・寝る前に洗面台をさっとひと拭き

こうした小さな習慣が積み重なれば、部屋は自然と整っていきます。

☝️豆知識:新しい行動が“習慣”になるまでには平均で2〜3ヶ月ほどかかると言われています。

最初は「これだけでいいの?」というくらい小さな掃除でも、毎日続ければそれが“当たり前”に変わっていきますよ。

初心者さんが最初にやるべき掃除ってどこ?

まずは目につく場所からでOK

いきなりお風呂場や換気扇に挑むよりも、まずは「ちょっとやればキレイになる場所」から始めましょう。

たとえば…

・テーブルや棚の上

・テレビの下のホコリ

・リモコンやスイッチ周り

「一つの道具でできる掃除」から始めよう

掃除を始めるときに「面倒だな」と感じてしまうのは、決してズボラだからではありません。

実は多くの場合、準備に手間がかかることが原因です。

だからこそ、まずは「一つの道具でサッとできる掃除」から始めてみましょう。

たとえば…

・ウエットシート1枚でテーブルを拭く

・ハンディモップでテレビ周りのホコリを取る

・乾いた布でスイッチ周りをサッと拭く

どれも数分で終わる簡単な掃除です。

そして、掃除道具は「すぐ手が届く場所」に置いておくことが大切です。

たとえば…

・テーブルの引き出しにウエットティッシュを入れておく

・テレビ台の裏にハンディモップを忍ばせておく

掃除道具がキッチンの奥や棚の上など、取り出しづらい場所にあると、それだけで「面倒だな…」と感じてやる気がなくなってしまいます。

目に入りやすくて、すぐ手に取れる場所に道具があるだけで、掃除のハードルがぐっと下がりますよ。

「できた!」を感じやすい場所がおすすめ

短時間で達成感を得られると、次へのモチベーションにもつながります。

掃除は、まず「気分が上がる経験」を積むのが大事です。

まとめ|掃除は、難しくなくていい

掃除が苦手でも大丈夫。

大事なのは「できない自分を責めないこと」と「少しずつでいい」と思えること。

・完璧じゃなくてもいい

・前よりちょっとキレイになった

・少しでも動けた自分をほめる

そんなやさしい気持ちで、掃除を習慣にしていきましょう。

次回予告

次回は、

「掃除道具って何をそろえればいいの?」というテーマでお届けします。

「最低限これだけあればOK!」という初心者🔰さん向けの道具選びも紹介しますので、お楽しみに!

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